子どもの無病息災を祈るお祭り。
幼稚園は昨日から午前保育だし、園のお友だちとも
「今日はお祭り行くよねっ」
とそれぞれ確かめ合っていたようで、帰りの園バスを降りるなり「いつ行く?いつ行く?」のオンパレード。
いやいや、すぐには行かんで、お祭りだからもう少し遅い時間。
夜行った方が風情はあるけど、まぁ明日も普通に通園するんだし、3時過ぎくらいを狙って行こうか。
とりあえず昼食を食べてなんとなくDVDなぞ見て。
それでも待ちきれない。行こうよ行こうよ。とうるさいが、まぁまぁまぁ。
同じマンションに住む友達と3時過ぎに出かける。
昼ごろちょっと雨がぱらついたけど、今は曇り空。
なに食べようかぁ。わくわくわく。
子ども達には、迷子になったときの待ち合わせ場所と、今日のお小遣いの説明をする。
1号、2号。今日は500円あげるからね。大事に、好きに使いなさい。
屋台を見るなりとにかく使ってみたい2号。
1軒1軒、全て覗いて見なくては気がすまない。
いやいや。まずはお参りしないと。
急な石段を登って、賽銭を入れて手を合わせる。子ども達の額に、赤いハンコを押してもらう。
記念写真も撮ろうっと。
もう一度今度は裏側の石段を降りてくると…もう2号は止められない。まずは一番手前にあった屋台でかき氷をゲット。…家でだってやってるでしょう。
家では買っていないフレーバーが欲しいらしい。
2号が買うと、お友達のSけんくんだって欲しい。1号も欲しくなる。
堅実な(というよりも、弟のSけんくんからもらう予定の)Kくんのみ、涼しい顔で他のものを買う、という。
かき氷を食べると、今度は2号は隣の屋台が気になる。その隣も気になる。ぜ〜んぶ欲しい。
3軒目でチョコバナナをゲット。ニコニコと口の周りをチョコレートだらけにして食べている。
KくんとSけんくんが水に浮かんだスーパーボールやら魚のお人形をすくうゲームをしているのを見て、1号もしたくなった。
しかしかき氷を買ってしまったので残金は300円しかない。ううむ。
2号も色々見て、欲しいもの満載。おもちゃ。これは全然予算外。クジとか他の食べ物。ゲームの類。…100円で買えるのはないねぇ。
1号は通りの端っこから端っこまで見て、優柔不断ながらも、自分の小遣いで足りる一軒をようやく見つける。
スーパーボールすくい。お玉ですくうと300円。コップで取るのは400円。
持っているのは300円だけだからとお玉をお店のヒトにお願いしようとする1号に、助け船。2号の100円を足してもらって、その代わりにすくったスーパーボールは半分こにしなさい。
2号も100円ではどうしようもないと諦めているようで、気持ちよく応じる。
わくわくわく。1号、
いくつ取ったのかわからないけれども、お店の人にもおまけで足してもらって、ご満悦の二人。
ごろごろごろ。カミナリがさっきから鳴っている。そろそろ危ないなぁ。
帰途に着こうとすると、大粒の雨。どひゃぁ。
急いでみんなで家に向かって歩き始める。
家に着いたときには全員びしょぬれ。さぁっ、全員風呂に向かってれっつごーだっ。
─ ほんと。毎年この祭りの日には雨にたたられるよなぁ(ため息)
この記事に対するコメント[6件]
1. も〜 — July 14, 2006 @06:57:45
きっと、すくいでお店の人と仲良くなったおかげでしょう。
Yumikoit July 14, 2006 @07:14:32
お店の人も「兄弟仲がよくてえらいから、もう一つずつおまけにつけちゃおう」と言ってくださいました(汗)
3. とみの — July 14, 2006 @07:33:21
コドモのお小遣いだと足りない足りない。
我が家は、Yumikoitさんちをびしょぬれにした夕立がやんだあとにお祭りに行きました。
Yumikoit July 14, 2006 @21:17:14
私たちが子どもの頃ってどうだったかしら。
つーか、私は子どもの頃、現金が必要なお祭りって余り行ったことなくてさ。
実父の会社で毎年やっていた盆踊り大会なんて、実父が予めバザー券のようなものを一杯まとめ買いしていて、焼き鳥券とかそれなりに貰っていってたから祭りで小遣いって余り記憶にないなぁ。
その代わり、綿菓子とかなんとか、憧れの屋台って結構あったけどね:p
5. まじん — July 14, 2006 @12:06:12
あとは、くじとかいかがでしょう? PSPとかDSとか、当たるわけがないっつうのっていうくじに釘付けになったりしませんか? そういうのでも堅実派と別れるようで…。今ではくじをやるにしても、「はずれ」で何が当たるかを見るようになりました。幼稚園の頃は、説明した上でもあえてやらせたりしたので、さすがに学習したのでしょう(笑)。
Yumikoit July 14, 2006 @21:20:04
2号はまだそういうものがあるという認識がないまま(既にそういう屋台の前を通り抜けていたにもかかわらず)、目の前にあるかき氷屋の前で立ち止まってしまったので、残念ながらかけ放題にはなりませんでした。
でも家ではかけ放題、好きなんですね。
実際には家ではかけ放題ではなくて、「みっくす!」と言うとオトナがイチゴとレモンとメロンのシロップをまだら模様に(一応全部あからさまに混ぜたりはしない)かけてやったりしています。
「はずれ」で何が当たるかを
いいですね。これ。1号はその内そうなりそうだな。アイツ堅実というか優柔不断だから
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