坪田 耕三 / 川村 易
太平出版社 (1994.5)
ISBN : 4803132054
価格 : ¥1,365
淡いグリーンの表紙、丸みのあるデザインのタイトル。
顔が沢山描いてあるコンパスが、表紙に沢山デザインされている。
中は、海の中に浮かぶ町の島。
最初のパラグラフは、四角を基調にした町の絵。海のしぶきまで資格をうまく使って描いている。
工事のおじさんたちが鉄骨を運んでくる。─ 1,2,3,4。
四角を作るのは、4本の鉄骨が必要。
更にそれを組み合わせてはしごのようなものを作る。
次はマルを基調にした町。
工事のおじさんたちは、うまく鉄骨を丸めて溶接している。
丸を作るのは、ひとつの鉄骨でいいけど、ちょっと工夫が必要なんだね。
オリンピックのマークのような、面白いものを作る。工事のおじさんたち、出来たできたと万歳。
三角の町は…。とつづく。
最後に、それぞれのおじさんたちが作った四角のはしごのようなもの、まるで作られたオリンピックのマークのようなもの、三角のはしごのようなもの…で、それぞれの島に橋がかかる。
みんな行ったり来たりできる。おもしろ〜い。
全てのページでは、全く台詞や文章がない。
しかし、工事車両や鉄道が大好きな子ども達、ブロックなどでいつも「町」を作って遊んでいる子ども達には絵本でやっていることがとても面白く感じられたらしい。
この手の算数/図形認識絵本というのは結構あるけれども。
結構この本は「当たり」だなぁ。
2000年生まれの長男1号はドッジボール→バスケ→ラグビー野郎
2002年生まれの次男2号は剣道男子→今はなんかヲタとかクイ研とか色々。お父さんは飼猫氏。
日常と読書の記録。
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むかしむかしあるところに…
幼稚園の近くの文房具屋が、4月末で廃業した。今はどこも後継者難なのね。
それに伴って、文房具屋の前のポストがなくなってしまった。
2号は毎朝このポストに挨拶していたので、なくなってショックだったらしい。
「あ。ポスト、ないよー」
信号機を見てからもう一度文房具屋だった店の前を通って今度は道路をわたらずにまっすぐに歩いていくと、中学校の近くでポスト発見。
前からここにあったかなぁ。ちょっと記憶にないけど。
「あ。ポスト、こっちあったぁ」
嬉しいか。よかったねぇ。
へぇ。ポストには「美観管理責任者」なんてモノがあるのか。フムフム。
なんて見ていると、2号が文房具屋の方を指差して言った。
「むかしむかし、あるところに、あっちにこのポスト、あったの?」
ぷぷっ。ポストの昔ばなしかいな。
家に向かってまたも歩いていると、2号が言った。
「あしたはポスト、むかしの場所にあるかなぁ」
よっぽど気になっているんだねぇ。
でも、ポストはそんなに頻繁に移動したりしないよ。2号。
それに伴って、文房具屋の前のポストがなくなってしまった。
2号は毎朝このポストに挨拶していたので、なくなってショックだったらしい。
「あ。ポスト、ないよー」
信号機を見てからもう一度文房具屋だった店の前を通って今度は道路をわたらずにまっすぐに歩いていくと、中学校の近くでポスト発見。
前からここにあったかなぁ。ちょっと記憶にないけど。
「あ。ポスト、こっちあったぁ」
嬉しいか。よかったねぇ。
へぇ。ポストには「美観管理責任者」なんてモノがあるのか。フムフム。
なんて見ていると、2号が文房具屋の方を指差して言った。
「むかしむかし、あるところに、あっちにこのポスト、あったの?」
ぷぷっ。ポストの昔ばなしかいな。
家に向かってまたも歩いていると、2号が言った。
「あしたはポスト、むかしの場所にあるかなぁ」
よっぽど気になっているんだねぇ。
でも、ポストはそんなに頻繁に移動したりしないよ。2号。
? posted by Yumikoit at 09:26 am Comment [2] TrackBack [0]
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