第六大陸

★★★★★

第六大陸1

第六大陸2

小川一水著
出版社 早川書房

第1巻
発売日 2003.06
価格  ¥ 714(¥ 680)
ISBN  415030727X 第2巻
発売日 2003.08
価格  ¥ 714(¥ 680)
ISBN  4150307350
「どんなところにでも、建造物を建てる」極限環境下での実績を誇る建築会社に勤める青峰走也。
月に結婚式場を建てたい、というレジャー施設大手会社の社長令嬢、桃園寺妙。
この二人を軸に、実に10年以上にも及ぶ一大プロジェクトが発足する。

正直、最初は妙の性格が好きになれなかった。日本国内での作品にありがちな、ロリィタ好みのキャラクター設定。お金持ちで苦労知らず。幼いながら学歴が高くて、ヒトを食ったようなところがある。
そういう妙に振り回される走也。

ストーリィとしての着眼点は面白い。しかし、そこにこういった奇をてらったキャラクターが必要なものか。確かにこういうちょっと破天荒なキャラクターでもいなければそういうプロジェクトは推進できないものかもしれないが。

それでも、月面に結婚式場を作る。それに必要な建築技術。輸送技術。現代の政治・経済事情をバックボーンに、実にリアリティのあるストーリィが展開する。

表紙の幸村誠氏のイラストに惹かれて読み始めたが、一気に読んでしまえる。
読み終わってみると、こういったキャラクター構成もまた、ストーリィに必要だったのだと思える。うん。いいじゃないか。

? posted by Yumikoit at 08:06 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

 

というわけで病院。

というわけで、本日やっと病院に連れて行く。
朝ごはんのお粥は二人とも完食。デザートにプリンを食べる余裕もある。
ご飯が済むなり、おもちゃを出して遊びだす二人。ホントにあんたら病人?
特に午前中は下痢も嘔吐もないのだから、やっぱり連れてくには迷うところ。…はっ。いかんいかん。

行きつけの近所の小児科に、飼猫氏の運転で連れて行く。
うひょー。駐車場満杯。込んでるなぁ。
待合室も大盛況。みんな真っ赤な顔をして額に冷えピタを貼ったり、ぐったりとお母さんに寄りかかっている。
そんな中で、迷いもせずに畳2畳のプレイスペースに駆け寄り、おままごとを始める二人。あっというまにおもちゃの取り合いで喧嘩をしだう。
あ〜。もうもう!止めなさいって。

かなり待ってから診察室に呼ばれる。子ども達も心得たもので親より先にぴゅーっと診察室に走っていく。
元気そうな様子に、S医師も「???」な様子。
まず、お兄ちゃんの様子について訊きましょうね。
う〜ん。1号については…初日の夜に3回吐いた他は、食欲がいまいちってくらいで…熱もないし…。
S医師、それで連れてきたんかい、という表情で
「…それだけ???」
…すみません。それだけなんです…。

じゃ、オトウト君の方は?
えっと、2号は、初日にまず下痢、嘔吐…二日目が…
と話し出すと、今度はフンフン、とまじめに聞いてくれる。

一応整腸剤を出してもらう。お昼のお粥も完食。
でも、そろそろ子ども達は普通のご飯が食べたいらしい。
夜ご飯は大丈夫かなぁ、と思いながらおじやにしてみる。大根とニンジン。すこししらす干しも入れて。

1号は、わーい。と食べ出す。しかし2号はやっぱり吐いちゃった。ううん。まだ早かったね。あわててもう一度白粥を作り。
今度は完食。デザートにはゼリー。ホントはジュースは止められてるから、ゼリーもいいかどうかわからんけど。

そんな中、飼猫氏のほうがどうやらダウン。ふ〜む。家族全員に回るパターンかなぁ。

? posted by Yumikoit at 07:41 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

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