土曜日は隔週で自由登園。
ここ2ト月ほど
「あしたは幼稚園、行ってもいかなくてもいい日だよ。行く?」
と訊くが
「ううん。おうちがいい」
と行こうとしなかった。
昔はあんなに自由登園日も喜んで幼稚園行ってたのにな。
「いつも自由登園日はどんなことしてるの?」
「えーとぉ。年中さんも年長さんもみんな同じ部屋に集まってー。
みんなで色々して遊んでー。みんなでおやつ食べてー」
…縦割りみたいなもんじゃん。
で、どうしていやなの?
「だって、すぐにお帰りの時間になっちゃうんだもの」
そういやそうだね。お昼ご飯食べないで帰ってくるからねぇ。
自由登園日は子供達の数が少ないのも、原因のひとつかな?
で、明日は行く?
「あしたは行こうかな」
「にごもいくっ!」
2号!お前はいいっ。まだ2歳なんだからっ。るすばんだっ。
2000年生まれの長男1号はドッジボール→バスケ→ラグビー野郎
2002年生まれの次男2号は剣道男子→今はなんかヲタとかクイ研とか色々。お父さんは飼猫氏。
日常と読書の記録。
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おかあさんがおかあさんになった日
長野ヒデ子さく
出版社 童心社
発売日 1993.07
価格 ¥ 1,365(¥ 1,300)
ISBN 4494008591
正確には、読み聞かせじゃなくてNHK教育のテレビ絵本でやっていた。
お母さんは、生まれたときからお母さんじゃないの。
あなたが生まれてきてくれたから、お母さんになったのよ。
お母さんは、あなたのお母さんになるために、あなたがおなかの中にいるときに病院で赤ちゃん教室にも行ったわ。
赤ちゃんをお風呂に入れる練習をしたりね。
いよいよ生まれる、という時になって、陣痛の来ている間はお父さんが腰をさすってくれて…。
実は片手間に見ていたので、ちゃんとストーリィを覚えていない。
だから上の話も結構いい加減かもしれない。本書に興味を持った皆さんは、自分で確かめてみてね。
しかし1号は結構まじめに見ていたようだ。
終わってから
「ねぇねぇ。お母さん。ボクが生まれてきたときは、どんなだったの?」
と言う。
あなたは、絵本のように陣痛が来てから生まれたんじゃないの。
母さんはあなたを自然には産めないから、H先生がお母さんのおなかをね。チョキチョキって切って出してくれたのよ。
ほら、母さんのおなかの傷。見たことあるでしょう?
これはね。1号が母さんのおなかに来るずっと前の話。
母さんはおなかの中の、赤ちゃんのためのお部屋にコブができて、手術で取らなくちゃならなかったの。
でもね。その時おなかをチョキチョキって切ったから、赤ちゃんをホントに産むために、「赤ちゃんが生まれますよぉ」って赤ちゃんからのサインでおなかの中のお部屋がぎゅって狭くなると、切ったところから破けるかもしれませんよって。
そうH先生に言われたの。
母さんはね。1号に元気に出てきてほしかったから、H先生のアドバイスに従って、陣痛が来る前におなかを切って1号を出してもらったのよ。
1号のおなかにも、同じところに傷があるね。
これは、1号が小さい時にいっぱい頑張った勲章。
母さんと同じ。だから、大事にしようね。
「2号も、同じところに傷があるの?」
ううん。2号は1号とは違って、小さい時におしっこのお熱(尿路感染症)をいっぱい出したりしなかったの。だから手術しなくてもよかったんだよ。
赤ちゃんが入院すると、ちっちゃい赤ちゃんは不安だから母さんも一緒にいてあげないとならないの。1号が入院した時も、母さんずっと一緒だったよ。でもね。2号は元気な子だったから、母さんは1号と2号と、ずっと一緒にいられたよ。だから2号のおなかがきれいなのは、2号も元気でえらいからなの。
母さんの傷は、1号と2号が、父さんと母さんのところにやってきてくれた、大事な証拠。だから、母さんは傷が自慢なんだよ。
? posted by Yumikoit at 09:54 pm TrackBack [0]
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