こばやしひろこ絵と文・中川健蔵監修・「子どもに無煙環境を」推進協議会編集
出版社 遊タイム出版
発売日 2000.09
価格 ¥ 945(¥ 900)
ISBN 4946496858
なんか読んでいて、「嫌煙家が子どもにも嫌煙運動を奨めさせるために読ませているみたいな絵本だなぁ」と思った。
案の定、「子どもに無煙環境を」推進協議会 編。
主人は愛煙家。執事が主人に禁煙させようと、やれ
「カーテンや窓がタバコのせいで黄色くなった」だの
「じゅうたんにタバコの焼け焦げが。火事になったらどうするんだ」だの
「服にタバコのいやなにおいが…」だの。
最後に
「タバコのせいで、私はのどをダメにしてしまいました」
と去っていこうとする執事を追いかけようとして、主人がタバコのせいで息切れがして倒れてしまう。
で。仲直りできるってワケ。
執事が主人に残した手紙ってのが泣かせるけどさ。
私自身はタバコ吸わないけどさ。でも、周りのヒトに何が何でも禁煙させなくちゃ、と思ったことはない。これは私の実家にはヘビースモーカーが二人もいたからなんだけど。
だからこういう絵本を読んでもあまり何も考えないなぁ。
今の我が家は、タバコを吸うヒトは誰もいない。1号や2号にとっては、タバコは田舎のおじいちゃんは吸うけど、それ以外の身近なヒトでは吸うヒトいないんじゃないかな。
だから、「けむい」だの「くさい」だの感じようがない。
…というわけで、読後の感想を訊いても
「もくもくおじさんって呼び方が面白かったー」
でおしまい、になってしまいます。ある意味メッセージは伝わっておりませんね(^_^;)
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