今西祐行文・渡辺三郎絵
出版社 チャイルド本社
発売日 2004.12
価格 ¥ 470(¥ 448)
ISBN 4805425482
★★★★☆
[bk1 ]
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ここの所、家にある本ばかり読んでたなぁ。幼稚園の文庫も、一度読んだことのあるものを借りてくることが多くなった。
…と久しぶりに幼稚園からお持ち帰りの絵本。
まめたろうってどんな話だっけ。一寸法師とは違うんだよね。とか言いながら読み始める。昔ばなしではかならず歳をとったおじいさんとおばあさんのところにやっと授かる赤ちゃん。その両親を「おとうさん、おかあさん」「おっとぉ、おっかぁ」と呼ぶ話も多いけど、たまに「おじいさん、おばあさん」なんて呼んでいる話もあってちと不思議。
このハナシではちゃんと、まめたろうは「とっつぁん、かあさん」と呼んでいる。父親がとっつぁんで、なぜ母親だけかあさんと呼ばれるのかつまらないところが気になる。
1号にウケたのが、馬の耳の中にまめたろうが入って馬を御すシーン。
外から見ると馬だけが歩いているように見える、というのが楽しかったらしい。あと、ヒョイとした拍子に隠れてしまってそのつど両親が大騒ぎして探し回る、というのも子供心にウケまくり。そんなことを自分もしてみたいに違いない。
読み終わって「どこがおもしろかった?」と訊くと「最初から、最後まで」とそこは独創性のない返事でしたが。
しかしこういう昔話系の絵本を読むときには、つい芝居がかった声で読んでしまうなぁ。
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