さ、夕食だよ、と思ったら2号が座布団の上に行き倒れて寝ていた。
そうだよなぁ。昼寝しなかったもんねぇ。
仕方ないので、1号にとりあえず食べさせることにする。ところが1号は
「ボク、ご飯ちょっとにしてね」
と手のひらを丸くして「このくらい」と言う。
おなか空いていないのかな。それとも眠いから食べたくないのかな。
おまけにトン汁も
「ボク、今日はこれは食べない」
と言う。夜の汁物は好きなはずなんだけどねぇ。
具沢山の汁物を拒否されてしまうと、あとはキンピラゴボウとかぼちゃの煮物というメニューになってしまう。ううむ。そんなメニューでいいのか?
いただきます、と手を合わせたあとで
「今日はおつゆは嫌いな日なの?」
と訊くと
「ううん。好きなんだけど、でも今日は僕の身体はおつゆ、欲しくないって言ってるの」
………その言い方、好物を食べないと断言する日の飼猫氏の言い方とそっくりだぞっ(怒)
「…そぉ。じゃあ明日はおいしいおいしいって食べられるといいね(ひくひく)」
ところが。あっという間に食べ切って
「おやつ」
と言う。とりあえずプリンを出すとこちらもあっという間に食べ切り、今度は
「まだおなか空いてる」
と言う。
…ちょっとまて。お前は今日はご飯もいつもの半分でいい、トン汁も食べたくないと言ったはずだ。しかも嫌いなメニューではない。
もしかしておやつを複数ゲットするために画策したのか!
「ご飯もう少し食べる?」
「いや、ミカンがいい」
…(怒)
「でも1号、ご飯もう少し食べたら、もうひとつおやつ上げようね」
と言ってお代わりさせてから、干し芋を与える。
ご飯減らしたら好きなおやつを何回ももらえる、と思われても困るし。
とそうこうしている間に、食事前に布団に寝かしておいた2号が泣き始めてしまった。1号に後片付け(つ〜か食器を下げる)を任せて2号に添い寝する。
水を飲んだけど、20分以上長泣きしているので
「2号、もしかしてハラ減った?」
と訊くと
「あ〜ぃ」
と泣きながら答えるので急遽、1号には見向きもされなかったトン汁とご飯で簡単に夕食を済ませる。
…こちらは訊く前から2杯ペロリ。そういうやつだよ、2号。
ふと見ると、1号はすでに布団に入ってぐっすり寝ているし…。
2号もあっという間に寝てしまうし。
う〜む。7時半。戦争が過ぎてしまうと、静かだ…。
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