R.E.ハリス作・脇明子訳
出版社 岩波書店
発売日 1995.07
価格 ¥ 2,447(¥ 2,330)
ISBN 4001155419
ついにヒルクレストの娘たちシリーズも4巻までやってきた。
末娘セーラ、長姉フランセスの二つの物語は時期的に半年ほどフランセスの話の方が後の時期まで書いているもののほぼ同じ時期の話。
3巻目の次姉ジュリアも同じ時期からの物語の始まりだが、フランセスとジュリア、二人のそれぞれの子供たちの幼少の時代までを描いている。
結局結婚しなかったグウェンの物語は、グウェンがひそかに慕っていたアンソニーと フランセスの第2子トニーとをダブらせながら、トニーの成長を中心に描いているところが興味深い。
当初は4巻構成の予定ではじめられたというシリーズは、実はあと2作未発行のものがあるらしい。う〜ん。続きが読みたいぞ。
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