冬は乾燥肌でいつも膝や肘の裏をかきむしる1号。夏の間は湿疹が軽くなるものの、今年の夏は耳の付け根が切れて、そのかさぶたをまた取るのでいつまで経ってもよくならない。
2号はというと虫刺されの跡や転んでできた傷を引っかく。あまりひどくはならないが、それでも右の肘の上の傷を何度も引っかくので透明なぐちゅぐちゅした液が止まらなくなってきた。掻かないように絆創膏を貼ったが、負けてきたようだ。
まぁ私も絆創膏アレルギーあるからな。
ふむ。皮膚科につれてくかぁ。
…というわけで今日の午後は皮膚科。
今まで行っていた皮膚科ではなく、もうひとつ近所の皮膚科がいいというので連れて行くことにする。
結構込んでるなぁ。まぁ夏休みだしねぇ。
診察室に入り、傷口を診せて症状の説明をすると、先生は1号の膝の後ろや首も診て
「これは軽いアトピーだねぇ」
とアトピーのことを書いた小冊子をくれた。
…へぇ。アトピーなんだ。
食べ物でも問題ないし、まあ冬は乾燥肌だけど、こんな体質だと思っていたのでちょっとびっくり。
体質、というのと病名がつくのはなんとなく違うものだなぁ。
まぁ幼児期にはよくあることなんだろう。
言われてみると、小さい頃からフリースとかの化繊や裏起毛の服はよくかぶれていたしね。
飲み薬と塗り薬をもらう。念のため、切れている耳の傷口から出ている液をぬぐって、培養もしてもらうことになる。
化膿しているってことなのかな。抗生剤が出るらしい。
塗り薬は弱いステロイド入り。
2号の方は結構かぶれているけどこれはアトピーとは関係ないということで、塗り薬も飲み薬も違う、もっと軽いもの。
ただし掻き毟るので傷口を包帯で覆うことになった。
以前行っていた病院は、ちょっと皮膚の状態だけ診てすぐに塗り薬が処方されていたけど、対応がずいぶん違うものだなぁ。
それぞれ2種類の塗り薬。飲み薬は三日分。
2号は初めての包帯にちょっとびっくりしたらしく、何度か触ってみて
「たい、たい?」
「痛くはないね。お傷をいじると痛くなっちゃうから、包帯で守ってあげようね」
と言うと、診察が終わって待合室に戻ってから知らないおじさんに
「たい、たい?」
とまた言っていた。
帰ってきて風呂上りにもう一度薬を塗り、包帯を巻きなおすとまた
「たい、たい?」
と言う。
…あ。痛い、と言う意味じゃなくて「包帯」って言ってたのかな???
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