娘が『できちゃった婚』したとき!

娘が『できちゃった婚』したとき!

沖藤典子著

出版社 主婦と生活社
発売日 2002.07
価格  ¥ 1,365(¥ 1,300)
ISBN  4391126583
★★★☆☆
[AmazonLink |bk1Link ]

タイトルから
「できちゃった婚を宣言されておたおたしている老夫婦(老いてるとは限らないけどね)の心理的パニックとかの体験記」
というのを期待して読んでみた。
でも違うぞ〜。全然違うぞ〜。

「できちゃった婚」は確かにそうなんだけど、むしろ本の内容は、「共働きを望む娘の妊娠を後押ししたいおばあちゃんとしての体験記」といった感じ。
そういうつもりで読むとすご〜く共感できたり納得できたり。私はまだ「小さい子供の母」の立場でしかなくて「おばあちゃん」の立場とか「出産を控えた娘を思いやる母」の立場とかは想像でしかわからないけど、でも身近にいる人の立場とか心情を等身大で聞かされたような、そんな本でした。

特に私はあまりこの著者を知らなかったんですが、女性問題や老人問題などをテーマに色々社会活動をしているヒトなんですね。だから共働きをしているお母さんの出産とか育児をしながらの仕事の継続、なんてことにも非常な理解がある。
私は専業主婦ですが、知らなかったこととかもたくさんあってなんか興味深かったです。

? posted by Yumikoit at 10:20 pm pingTrackBack [0]

 

マゲオーテと賢者の猫

マゲオーテと賢者の猫

エレノア・リグビー作・連野譲訳

出版社 コスミック出版
発売日 2004.05
価格  ¥ 1,680(¥ 1,600)
ISBN  4774706620
★☆☆☆☆
[AmazonLink |bk1Link ]

まずは装丁。紺がかった黒の表紙。タイトルの上に小さい飾り文字で入れられた主人公の名前。HarimaHotsuta。
黄色のタイトル文字。
表紙のイラストのとのバランス。

登場人物の名前。主人公、ハリマ・ホッタ。マゲオーテ、というのは魔法学校。ヂアベレナイは魔法学校の校長。

主人公の生い立ちに謎があり、出生後間もない時に親の因縁にて命を狙われることになる。
それまでは普通の少年として暮らしていたのに、突然魔法学校に編入することになり、たちまち校内では特別な立場になる。

でもここまで。
せっかくネタにするなら、もっと世界観を似せるとかキャラクターの名前を思い切ってきっちりとパクるとか内容的にももっとB級娯楽作品にする方向はあると思う。

まぁその場合には逆に著作権侵害をとられていたかもしれないけどね。

主人公の名前や装丁、を似せたばっかりに、本来なら普通のファンタジーとしてストーリーは通俗的だけどそれなりの児童向けファンタジー小説としての面白みはあったろうに。損しちゃったんじゃないのかなぁ。
まぁそれなりに面白いことは面白かったです。うひひ。

? posted by Yumikoit at 09:59 pm pingTrackBack [0]

 

じゃっくとまめのき

じゃっくとまめのき


筒井敬介文・なかのひろたか絵

出版社 チャイルド本社
発売日 2004.07
価格  ¥ 470(¥ 448)
ISBN  4805425431
★★☆☆☆
[AmazonLink |bk1Link ]

2号に読んだけど、2号より1号のほうがよく聞いていた。
おなじみの昔話。でも色々亜流があるよね。

毎度のことながらこの手のお話を読むたびに思うのは、「悪者から盗み出した金品は、なぜ主人公のものになるんだろう」ということ。
お話の時代ならいざ知らず、現代では悪者から盗み出したものを自分のものにしたらやっぱり窃盗罪だと思う。時代によってどんどん昔話自体は変化していくのに、こういうところが変わらないのはすごく不思議。

この絵本もまた、「大男のお宝をジャックが盗み出した」という理由についての記述はない。
だけど絵本によっては「元々は大男がジャックの父親から奪い取ったお宝を、ジャックが取り返した」というストーリーになっているものもあるんだとか。ふむ。それならちょっと納得するけど。

子供心に「悪いヒトのものは勝手に持ってきてもいいんだ」と思い込んだりしないのかな。と思ったりする。

? posted by Yumikoit at 09:44 pm pingTrackBack [0]

 

記憶力。

風呂上りに1号が言った。
「何で2号のバスタオルは真っ白〜?」
「ああ。それは母さんが2号のタオルは白いのがいいなって思ったからよ」
「じゃわ、父さんのタオルが縞々なのはなぜ?」
「父さんがそれが好きだからよ」
とこの辺は適当に答える。単に色柄を変えておかないと、混乱するからってだけなんだけどね。

しかし、相変わらず 1号の「じゃあ…」というのはなぜか「じゃあ」と「では」が混ざったような発音だなぁ。

「じゃわ、ボクのタオルは何でこんな模様?」
答えは簡単。
「それは1号がこの柄が好きだって言ったからよ。覚えてない?」
だって乗り物柄だもんなぁ。

「うん、僕覚えてる。これは、キリン堂で買ったんだよね」
おっと、よく覚えてるね。
「うん。Nちゃんちの近くの、キリン堂で買ったんだ」
1年近く前のことになるんだけどねぇ。記憶力侮りがたし、だな。

? posted by Yumikoit at 08:28 pm pingTrackBack [0]

 

鉄道ナンバー1

鉄道ナンバー1

松尾定行構成・文・荒川好夫ほか写真

出版社 講談社
発売日 1998.08
価格  ¥ 998(¥ 950)
ISBN  4062682567
★★★☆☆
[AmazonLink |bk1Link ]

新・ニューパーフェクトシリーズ6.
おなじみの鉄道写真絵本。
しかしかなり盛りだくさんだなぁ。
新幹線、特急、私鉄、高速試験車両のそれぞれの速度No.1とか。デラックス度No.1。デザイン。変わった駅や古い駅の特集ページ。線路の長い短いその他のNo.1。
面白い鉄道。
などなど。思いつくままに?色々な順位付けをしている。

文字も写真も多くて、内容的にもすごく濃い気がする。
飼猫氏が読んでいたんだけど、ずいぶん長く時間をかけて読まざるを得ませんでした。1号も「これは?これは?」と聞くしね。
ご苦労様でした。飼猫氏。

? posted by Yumikoit at 07:35 pm pingTrackBack [0]

<< 2004.6 >>
SMTWTFS
  1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30    
 

読書メーター
Yumikoitの最近観たビデオ

Itofamily.com Home
T:3039 Y:4049 Total:255157 Online:234