磯野家の謎

磯野家の謎

東京サザエさん学会編

出版社 飛鳥新社
発売日 1992.12
価格  ¥ 1,020(¥ 971)
ISBN  4870311267
★☆☆☆☆
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運転免許書換えの会場で、暇だったので待ち時間を使って読みました。
これ、一時期すごく流行りましたよね。
流して読んだことがあるのですが、懐かしくなって。

磯野家はなぜ東京に越してきたのか、から始まって、磯野家の家族の学歴、サザエとマスオの見合いの話、タラちゃんとイクラちゃんの性別と出生の謎、磯野家の間取り図の謎と、一度は読んだ覚えのあるネタばかりでしたが結構楽しめました。

へぇ、といまさらながら思ったのは、磯野家の団欒の風景を見ると、上座に波平とマスオが座って台所に近い下座にサザエとフネが座っていること。
いや、これだけなら無意識に当たり前と思っていたのですが、ちびまる子ちゃんでは おじいちゃんおばあちゃん夫婦と パパ、ママがそれぞれ夫婦で隣り合って座っている、と書かれているのを見て そういやウチも田舎に帰ったときは夫婦で無意識に並んで座っているわ、とか思いました。

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歯医者

もう1年近く歯医者に行っていないので、飼猫氏に1号を歯医者に連れて行ってもらった。
2週ほど前に「前歯の裏が痛い」と言っていたので、心配していたのだが虫歯はなし。フッ素を塗ってもらって帰ってきた。

一方、2号は歯磨き嫌いバトル中。
「歯磨きだよ〜」
と声をかけると自ら洗面室までは来るが、歯ブラシを渡すとこちらに手渡す。下に投げつける。握ったままフラフラと歩き回るなどでまったく磨こうとしない。
1号の時のように廊下に締め出してしばらく泣くがままに任せる。
1号は同時期にはドアを叩いて泣き叫び、しゃくりあげながらも磨こうとしたものだが、2号は泣き叫ぶが自分でドアを開けて抱っこされようとすがり付いてくるが絶対に磨こうとしない。

いつもは私も時間に追われて途中で押さえつけて仕上げ磨きモードに入ってしまうのだが、今日は飼猫氏がしっかりと自ら磨くまで付き合ってやっていたようです。30分くらいかかったかなぁ。

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ほーら、大きくなったでしょ ひよこ

ジェーン・バートン写真・アンジェラ・ロイストン文・山口文生訳

出版社 評論社
発売日 1992.12
価格  ¥ 1,155(¥ 1,100)
ISBN  4566005615
★★★★☆
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「ほーら、大きくなったでしょ」というシリーズ。このシリーズ、1号がお気に入りの様子。

写真で動物の成長をつづるのだが、シンプルで面白い。
雄鶏が ひよこを背中に乗せてもう一匹のひなにくちばしをよせている写真が秀逸。

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1と1を たしたら?

1号。最近風呂の中で数えていることもあって、数字も100近くまで数えられるようになって来た。
桁上がりのところがまだ怪しいけどね。

それに加えてここ1,2ヶ月くらい、時たま「1と1を足したら?」といった言葉も飛び出るようになって来た。教えていないんだけど、どこで覚えてくるんだろ。
それでも彼の計算方法は、まだ両手を出して指の数を数える方式なので、片手で足りる5以下の数と5以下の数の中での組み合わせの足し算に限るらしい。
ふむん。


そうそう。今日友人 I夫人と電話で話していたんだけどそこのご令嬢がはまっているのが「5じゃんけん」なるもの。
出題者が片手で出した指の数と、あわせて5になる数だけの指を回答者が出すと言うもの。
例えば私が指を3本出したら、1号は3数える間に指を2本出せると1号の勝ち。
回答者が答えを出すまでの時間を短くしたり、もっと慣れてきたら両手を使う「10じゃんけん」をするという方法もあるらしい。へぇ。結構難しいぞ、これ。

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ねむれないしろくまくん

ねむれないしろくまくん

デビ・グリオリ作・片山令子訳

出版社 ほるぷ出版
発売日 2001.11
価格  ¥ 1,470(¥ 1,400)
ISBN  4593504074
★★★☆☆
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タイトルに しろくまくんってあるけど、どうみてもしろくまじゃないよぉ。と思いながら読む。

なかなかね疲れないしろくまくんは、こっそり 布団を抜け出して、ぬいぐるみのクマと一緒に外にお出かけ。
丘まで行くと、やっぱり眠れない子供たちが集まっていて…で始まる絵本。

夜寝る前に読むのは、楽しそうだ。
1号も嬉しそうに寝ました。

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女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN

女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN


森博嗣〔著〕

出版社 幻冬舎
発売日 2003.06
価格  ¥ 800(¥ 762)
ISBN  4344403762
★★★☆☆
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森博嗣のシリーズ外の作品。でも本プロで検索したら続編がでているのね。続編も面白そう。

未来の世界。ミチルはパートナーのロボット ロイディと共に誰にも知られていない理想社会に迷い込む。そこは死のない世界だった…
死のない世界に起こった殺人事件。しかも女王の部屋で、第一王子が殺された…いや、死のない世界だから殺されたというのは当たらないとみなは言う。
ミチルはロイディと共にその謎に立ち向かう…

SFなのにミステリィ、という流れはニーブンの「パッチワークガール」に通じるのかなぁ。でもこれはこれでどこか凛と通った静かさのある味のある作品。
主人公の二人の魅力がよく出ているので、続編が楽しみ。

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ごみそうさま

最近の1号のはやり言葉。
「ごみそうさま!」

これを食事が終わる時に言う。
あまりに元気に言うので茶々を入れたくなる。
「ゴミそうじさま?」
「ちがう!ごみそうさま!」
「ごみひろいさま?」
「ちがうの!ごみそうさま!」
「ごみみたいなごはんさま?」
「げへへ〜。ご・み・そ・う・さ・ま!」

…確かにゴミみたいなごはんはいやだなぁ。

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あかりの花―中国苗族民話

あかりの花

君島久子再話・赤羽末吉画

出版社 福音館書店
発売日 1985.01
価格  ¥ 1,260(¥ 1,200)
ISBN  4834001164
★★★★☆
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最近昔話づいてるなぁ。
というわけで今日は中国の昔話。

働き者の若者が、汗水たらして畑で働いていたら、その汗の一つが地面にこぼれて、そこに真っ白い百合の花が咲いた。その花が毎日きれいな歌を歌うので、その若者はたいそう楽しみに畑仕事に通った。
ある日、百合の花が倒れていたので、大事に家に持って帰って石臼に活ける。
若者は毎晩夜なべ仕事もしていたが、ある日、灯りの灯心がひらめいたかと思うとぱっと赤い花になり、美しい娘が現れた。
若者は娘と一緒に毎日畑仕事に夜なべ仕事にと たいそう楽しく働き、幸せに暮らした。しかし、やがて一財産できるようになると若者は遊びに興じて、仕事をしなくなってしまった。娘は嘆き、また昔のように働いて暮らそうというが、若者は受け入れない。
娘はさびしく毎晩夜なべ仕事をしていたが、ある時また灯りの灯心がひらめいたかと思うと赤い花になり、そこから金鶏鳥が現れて娘を連れて行ってしまう。
若者は大変悲しんだが、ますます遊び歩くようになり財産もなくしてしまう。ある時、最後の敷物も売ってしまおうとめくると、そこには娘の残した刺繍した布が現れた。その布には、二人が楽しく質素に働きながら暮らしていた様子がきれいに刺繍されていたのをみて、若者は心を入れ替えてまた働きに精を出すようになる。

娘はそうした若者のところに戻ってきて、また一緒に今度は末永く幸せに暮らしましたとさ…という話。

この手のお話は娘が去っていってしまって「ああ、しまった」と若者が嘆き悲しんで終わるというのが、日本の昔話の定石であるように思われる。
でもこの絵本はハッピーエンドだなぁ。
物事はやり直せるのだ、というのがテーマなのか。

読んでいてふとパールバックの「大地」を思い出しました。
ああ読み返したい。

? posted by Yumikoit at 01:55 pm pingTrackBack [0]

高熱ハイ?

昨日に引き続き2号ネタ。
起床時38.0℃。昼39.3℃。夕方38.9℃。
うう〜む。熱がさがらんなぁ。
しかし本人元気いっぱい。
おもちゃを引っ張り出し、ヒトの手を引っ張って玄関まで連れて行って外に行きたがる。
食欲もまぁあるし、水もたくさん飲んでいる。

1号の熱の時もいつも思うけど、40度近くならないとぐったり、とはならないなぁ。
まぁぐったりしてしまうとそれはそれで心配なんですけどね。

夕べは飼猫氏と1号のじゃんけんを見て、一緒にグーの手を上下に振りながら一緒にじゃんけんしているつもりだったようです。

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さんねん峠 朝鮮のむかしばなし

さんねん峠 朝鮮のむかしばなし

李錦玉作・朴民宜絵

出版社 岩崎書店
発売日 1981.02
価格  ¥ 1,260(¥ 1,200)
ISBN  4265063047
★★★☆☆
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副題・朝鮮の昔話。

三年峠で転ぶと、あと3年しか生きられぬ。
でもおじいさんはうっかり転んでしまった。
転げ落ちるように逃げ帰ってきて、以来布団に包まって飯ものどを通らずに思い悩むおじいさんに、近所の水車屋のトルトリが言う。
「1度転んだら3年生きられるって言うんだから、2回転んだら6年、3回転んだら9年生きられるはずだ」
なるほど、ともう一度三年峠に登り、転げまわって帰ってきたおじいさんは元気に長生きしましたとさ。

トルトリの機転が面白いという話。
モノは考えよう。

1号は歌の調子が面白かったらしいです。

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