2号が夕方から機嫌が悪くなった。
ほっぺたが真っ赤だし、手足が暖かいし、これは間違いなく眠いポーズ。
抱っこしてゆらゆら揺らして寝かしつける。
もうすぐご飯なんだけどなぁ。
「おかーさん、ごはんはぁ?」
「2号寝ちゃったから、起きたらにしよう」
「今日もちょっと遅くなる?」
「そうだねぇ」
ま、いいか。明日は10時までに登園すればいいんだし。
しかし6時過ぎてからまたぎゃ〜っと泣き出す2号。
仕方ない、とおんぶして食事の支度をする。
準備ができても泣いていたので、2号を下ろして
「いただきます」
泣いている口に、食べ物を放り込む。もぐもぐもぐ。
お、泣いている合間に食べている。
そのうちに自分でスプーンを握って食べ始めた。よしよし。
少し残したけどほぼ完食。
しかし食べ終わるとまたパニックを起こしたかのように泣き出す2号。
もう仕方ない。寝せるか。
また抱っこして仰向けに寝て、ラッコ抱きでゆらゆら寝かしつける。
お〜。寝そうだな。
「あのね、あのね、おかーさ〜ん。これ開けて〜」
ええい!だまっとれ1号…あ〜あ。起きちゃった。
これを2回も繰り返すと2号も目を開けたままになる。かといって、身体を離すとまたぎゃ〜っと泣き出す。
うううん。仕方ない、布団を敷こう。
2号が泣き喚く脇で布団を敷く。
途中、2号の寝る布団を敷いたところでもう一回寝かしつけにチャレンジ。
1号に言い含めてリビングに一人置いておいてから、和室にこもる。
15分も経ったろうか。
「ねぇねぇおか〜さ〜ん」
…無視。
「おかーさーん」
…沈黙。
「おかーさんてば〜」
「1号。ごめんね。まだちょっと待っててね〜」
:
「おかーさーん。2号ねた〜?」
「もう少し待ってね〜」
:
「おかーさーん?」
がらっ。ふすまを開ける。
「…1号。次にお母さんに声をかけたらゲンコツだよ!」
しかし遅し。既に2号の目はパッチリ。
しばらく添い寝していたけれども、その内リビングからは寝息が…
あ〜あ。1号が先に撃沈しちゃったよ。
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