腎盂とは 腎臓と膀胱をつなぐ尿管の、腎臓側の根元につながっている部分とでも言えばいいでしょうか。
診断は、超音波のエコーにより簡単にわかります。
水腎症の症状が大きく、腎盂だけでなく 膀胱とつながっている尿管までが、尿で膨らんでいる場合があります。
これを水尿管症あるいは巨大尿管症といいます。
水腎症には、片側のみ水腎症になっている片側水腎症、両方の腎盂が腫れている両側水腎症があります。
両側水腎症の場合、通常は左側のほうが大きく腫れていることが多いそうですが、原因はよくわかっていません。
尿の流れが悪い原因はいろいろ考えられます。
1号のように生まれつきである場合には、尿管の一部に狭いところがあったり(尿管狭窄症)、尿が逆流しないように膀胱側についている尿管の弁がうまく動かなかったり(膀胱尿管逆流症)といったことが原因であることが多いようです。
これは造影剤を入れて尿の流れる状態を検査することでわかるようです。
腎臓の機能を検査する 腎シンチという検査もすることがあります…
>> 2003.11.28
1号、2号の水腎症の記録は、Blog内の記事で多々触れていきます。
特に過去の記録…1号の水腎症発見から術後までの記録をまとめて読みたい方は、[病気:過去の記録]カテゴリと「成長・発育:過去の記録」カテゴリをまず集中的に読まれるとよいでしょう。
Comments