- ＴＩ TMS9914
- GPIB Adapter
- TMS9900ファミリー
- N-MOS、後にC-MOS
- 1980年頃発表
- DIP40P
TMS9914はTMS9900ファミリーのGPIBコントローラです。
TMS9914はバストランシーバSN75160とSN75161の3chip構成で使用されました。
TMS9914の主な特徴は
- GPIB規格のコントローラ・トーカ・リスナの全機能を持つ
- システムコントローラ動作が可能
- GPIBの二次アドレスが使用可能
- DMA動作が可能
- ドライバ/レシーバとの組み合わせで3chipでGPIBコントローラを構成可能
TMS9914はGPIBコントローラの標準LSIとしてNECのuPD7210と並んで広く使用されました。
TMS9914はその改良版であるTMS9914A、C-MOS版TMS99C14と進化し長い間使われました。
TMS9914は現在では生産を終了しているようで、National Instruments社からでている互換chipが
使用されているようです。
右は良く見るプラスチックパッケージ版のTMS9914A。
セラミック版のTMS9914A。1986年16週品。