- ZILOG Z8002 (16bit CPU)
- Address bus 16bit, Data bus 16bit.
- DIP40P、Clock 4MHz、6MHz、10MHz.
- N-MOS トランジスタ数 17,500.
- 1979年発表.
Z8001からセグメントメモリ管理を省いたものがZ8002です。
セグメント管理部分を除きZ8001と同一です。そんな訳で説明はZ8001にて。
右はAMD社製のZ8002。6MHz動作品です。
左はZilog社製 Z8002 4MHz動作品。
動作温度が -55 〜 +125℃のいわゆる軍用規格品です。
左はAMD社製 Z8002 6MHz動作品。
Date Codeが 1986年14週品と、AMD社はZilog社との
提携解消後、結構な期間Z8000シリーズ品を
製造していたようですね。
左はSGS社製 Z8002 10MHz動作品。珍しいイタリア製。
SGS社は他にもZ80等のZilog社製品を生産していました。
右は珍品。Z8002 CPUのリテール版パッケージ。
CPUのDate Codeから1982年〜83年頃の製品と思われます。
この頃のZilog社は空と雲がお気に入りらしく、
1983年版のData Bookも同様のデザインでした。
ちなみに価格は $59.98-でした。
パッケージの裏面には簡単な信号線説明と、
CPUの概要が。中にはZ8000シリーズの
"Product Spcification"という小冊子が入っていました。
左は初期のZilog社製 Z8002。
コレは1979年47週品とZ8000の出荷が1979年3月ですので
ほんとに出来立て。サフィクスも有りませんね。
Z8000シリーズはその後、Z16C00シリーズとして
C-MOS化され、90年代まで使われました。
左は Z8002のCーMOS版。
Z16C00シリーズについては、Zilog社のHomePageでも
Z8000のC-MOS版との明確な記載はありませんでした。